皆さんこんにちは、鹿児島の税理士の引地です。
今回は税務調査当日、よく聞かれる質問について解説したいと思います。
まず、留意点

引地税理士
今回、よく聞かれる質問について簡単にまとめていきたいと思いますが、
その前に税務調査に当たって留意していただきたいことがございます

社長
はい。

引地税理士
3つあるんですが、
①思っている以上にポンポン質問が投げかけられるので、自分のペースでじっくり考えて回答すること
②質問に対して記憶があいまいである場合には、「覚えていない」「確認して、必要であれば後日回答します」という回答して問題ないこと
③すぐその場で回答、提出しなければいけない、ってわけではないので、「確認して、後日ご連絡します」という回答をして問題ないこと
この3つは気に留めていただければと思います

引地税理士
間違った事実関係を伝えたりすると、多く税金を払ってしまう場合もあり得ますから、慎重になった方がいいですね

社長
なるほどね
よく聞かれる質問とは?

社長
当日、何聞かれるのか怖いから、よく聞かれる質問教えてください

引地税理士
そうですね。間違った回答をしないためにも、よく聞かれる質問についてまとめてみました
- いつから事業を始められたんですか?(これまでの経歴、これまで住んでいたところなど)
- 取引銀行はどちらですか?
- 従業員はいらっしゃいますか?また、何名ですか?
- 売上の請求書か、納品書はありますか?また、締め日はいつですか?
- 仕入、外注の請求書はありますか?
- 得意先、仕入先、外注先はどちらですか?
- 作業スケジュールはどうやって確認していますか?(手帳にまとめているのか)
- 車は何台保有していますか?
- 領収書など、資料はどこに保管していますか?また、その保管場所を見せてもらっていいですか?
- いつ、だれが、どのような流れで確定申告書を作成していたんですか?(確定申告書に記載した各項目についてどうやって集計していたのか等の確認)

引地税理士
こういった質問をよく受けますね

社長
なんか、思ってたのと違ってた。
領収書と、通帳の内容の確認はされると思ってたけど

引地税理士
そうですね、パッと聞くと「なんでこんな質問するんだろう」って思うことがあるかもしれないですね

引地税理士
いずれにせよ、こういった質問をよく受けますから、事前に回答の整理をしておくだけでも、気持ちは楽になると思いますよ

社長
確かにそうだな。
結構質問もありそうだし、どう回答するか考えておくようにしよう
余談

引地税理士
嘘を言ってしまうのは良くないので、上記の、よくある質問については、事前に回答することをシミュレーションしておくのがおススメです。
ご参考になりますと幸いです
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